カリカリを食べない子にはメディファス
まず、病状が進んで口腔内の環境も悪くなり、カリカリを食べないという子にはメディファスをオススメします。
療法食ではないのですが、腎臓の健康維持に配慮していて、且つペーストタイプの総合栄養食って全然なくて。(辛うじてヒルズはシチュータイプですが、それでも残すので私は細かく潰していました)
こちらを発見した時には、既にふたり見送っていたので、あの時これがあれば、、と強く思いました。
今は早期腎臓病の15才の子に、カリカリと併用してこちらをあげています。
※トップ画像の青い方は旧タイプで、紫色が新タイプです。どちらも食いつきは変わりません。
11才から
15才から
18才から
総合栄養食ではありませんが、スープタイプもあります。手厚い。。
カリカリなら療法食を
以下は全て、獣医さんにもらった腎臓病療法食リストに載っていたフードです。
私は記載されていたフードはほぼ全部試しましたが、猫たちが食いついたのは以下でした。
【ロイヤルカナン】腎臓サポート セレクション
ロイヤルカナンには3種類の腎臓療法食がありますが、セレクションが1番食いつきがよかったです。
(セレクション以外は、ドライタイプもウェットタイプもイマイチでした。)
【ヒルズ】k/d チキン 腎臓ケア
ロイヤルカナンより飽きが来るのが遅かったヒルズ。
(缶詰のシチュータイプは汁だけ飲んで残すことが多かったです)
【ベッツセレクション】腎ケアBPレーベル、PPレーベル
個人的な推しフードで、ビーフ味とポーク味、どちらも食いつきがよかったです。
人間が嗅いでもおいしそうな匂いのするフード。
粒がコーンフレークを砕いたような小さなサイズなのも食べやすそうでした。
【ドクターズケア】キドニーケア(フィッシュテイスト、チキンテイスト)
こちらも推しフードです。
ベッツセレクションもドクターズケアも、このフードのおかげで少し寿命が延びたんじゃないかな、という思い出があります。
【ダイエティクス】キドニーキープ リッチテイスト
こちらは今まさにお世話になっています。
小分けになっているので、新鮮さにうるさい猫でもよく食べてくれるのかなと思っています。
食べないんじゃなくて、「このごはんが嫌」なだけのことも
腎臓病の猫を見ていると、まずいごはんを食べるくらいなら死にますくらいの気迫を感じます。
人間は、食べないと死ぬのに!と思うのに、彼らには伝わらない。
腎臓病になってからどらくらい生きられるのかは、本当に猫それぞれという感じもします。
点滴や投薬をすれば延命できるけれど、それがストレスでたまらない子もいるわけで、それなら好きに過ごして好きなごはんを食べて命を全うしてほしいとも思ったり。
というわけで治療方針はどうあれ、今はできるだけ多くの子が、最期まで好きなごはんを食べられるといいなと思っています。
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